2023年6月22日木曜日

岸田政権 異次元の大軍拡 ③5年後に軍事費GDP比2%という異次元の無謀

赤旗 2013.6.17付
6月16日、軍拡財源法案(防衛費増額の財源確保法案)が国会で成立した。
この法律の中にはさまざまの信じがたいような財源確保策が含まれているが、突き詰めて言えばこれからの5年間で軍事費の総額を43兆円確保するという。

ただこれだけではそれがどの程度のものなのかピンとこない。
現行と比較してみよう。

2023年6月3日土曜日

日本は鬼の住む国、鬼ヶ島。鬼の法案に賛成した自民・公明・維新・国民民主は鬼の4党。梅村みずほは人の皮をかぶった鬼。

タイトルに鬼という言葉を連発したが、これは私が言っているのではなく、一月万冊というYouTubeで、レギュラーの佐藤章がもうがまんできないという思いで発した言葉だ。

とはいうものの、私もまったく同感だということを先に述べておく。

2年前、ウィシュマ・サンダマリというスリランカ人の女性が名古屋入管に収容中死亡した。
収容中のようすを知るにつけ、これはほぼ殺人といってもいいのではないかとさえ思う。

2023年5月28日日曜日

ドイツ、ついに原発ゼロ! 日本は最大限活用!?

 3月22日の赤旗一面を見て思わずオッと声が出る。

赤旗 2023.3.22付 レイアウトは変えた
ついにやったか、という感じ。
メルケルからショルツに変わって、一抹の不安を持っていたのだが、やってくれました。

この時期、日本の原発をめぐる状況はどのようだったか。
赤旗日曜版 2023.3.12付

2023年5月23日火曜日

G7広島サミット 「核兵器のない世界」をめざすといいながら、あいかわらす大ボケの岸田首相

2023.5.19 原爆慰霊碑前のG7首脳たち
岸田はなぜ広島でサミットを開こうとしたのか。

「広島ほど平和へのコミットメントを示すのに、ふさわしい場所はない」
「核兵器の惨禍を人類が二度と起こさないとの誓いを示したい」(以上昨年5月23日の記者会見)

「『核兵器のない世界』について成果文書を盛り込みたい」(今年5月8日の記者会見)

など、「広島出身」を自称する岸田自身の会見からもあきらかである。
つまり、議長国の首相である自分がリーダーシップを取って、「核兵器のない世界」を実現するためにG7をとりまとめたと世界に発信したいのだ。

2023年5月12日金曜日

岸田政権 異次元の大軍拡 ②狂気の敵基地攻撃能力保有

敵基地攻撃能力の保有については、ずいぶん以前から論議されている。

自衛隊の前身である保安隊の時代から検討されていたらしいが、1956年の鳩山一郎首相の次の答弁が有名だ。
わが国に対して急迫不正の侵害が行われ、その侵害の手段としてわが国土に対し、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して自滅を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられないと思うのです。そういう場合には、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置をとること、たとえば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべきものと思います。— 1956年の鳩山一郎首相答弁(船田中防衛庁長官代読)
Wikipediaから転載)
この答弁では、敵基地攻撃能力の保有は「敵からの攻撃を防御するのに他に手段がない限り、法理的には自衛の範囲に含まれ可能」と言っている。

2023年5月3日水曜日

岸田政権 異次元の大軍拡 ①それでも「専守防衛」と言いはる岸田政権の新たな「時代の大うそ」

憲法記念日だ。
久しぶりに投稿しようと思い立った。
(そういえばシリーズ「日本国憲法の誕生」も途中で中断したままだ😓)
赤旗 2023.5.3付 レイアウトは変えた

「時代の大うそ」というのは歴史的に有名な言い回しだ。
1950年にGHQの指示で作られた警察予備隊(自衛隊の前身)を指導した米軍事顧問団初代幕僚長フランク・コワルスキーが、その創設を「時代の大うそ」と呼んだ。

2023年1月27日金曜日

「パンとサーカス」 島田雅彦の思いは伝わるか

図書館に予約していた本が昨年12月中旬に届いた。
島田雅彦の「パンとサーカス」だ。

なんて分厚い本だろう。
最近はこの手の本が多いような気がする。
560ページぐらいだが、ページ数のわりには本の厚みが大きいので、1枚ごとの紙がふつうの本よりちょっと厚いのではないかと思う。

当然重たくて、キッチンの測りに載せたら673グラムあった。
寝て読むのはとてもつらい。

ちなみに手元にあった池波正太郎の「人斬り半次郎 幕末編」文庫本が同じぐらいのページ数で272グラムだった。
厚みも測っていたらよかったのだが、抜かってしまった。

などとどうでもいいことを書いてしまったが、そもそも私は島田雅彦にいい印象を持っていなかった。
ときおりテレビなどで発言している彼のようすを見て、そのニヒルな顔つきやしゃべり方が好きになれなかったのに、なぜ私はこの本を読もうとしたのか。